【驚愕❕❕】未来の食生活:フードテック革命

SDGs

未来の食生活❕❕
~これからの食事の進化~

ど~も~、うさぎノリです🐰

今回は名著「フードテック革命 ~世界700兆円の新産業「食」の進化と再定義~」についてです♬
現在の食には世界的に問題をたくさん抱えています。「食糧不足」「工業的畜産」「フードロス」など

地球規模で問題が出てきています。結果、「環境破壊」「加工食品による健康被害」などが起こっています。
すべてがそれが原因とはいいませんが、一因になっていると思います。

これらの問題を解決するために現在、いろいろな機関で食に関する新技術が研究されています。
アメリカ企業のインポッシブルフーズは培養肉という人工肉を作りました。

この記事ではフードテック革命にある、これまでの食の問題やそれらの問題を解決しようとするこれからの技術に
ついて紹介します。この記事を読めば、これからの新しい食について知ることが出来ます。

フードテックとは❔

まず、この本のタイトルにもあるフードテックとは何かですが、本書では「食分野のイノベーション全体、一大ムーブメント」をフードテックと呼んでいます。これは科学的な視点・テクノロジーを知る著名人が「食の世界」に興味を持ち、

2010年代から新しい製品を開発したり、サービスを始めたりする動きがあり、2016年ごろに食関連のスタートアップが急増し、大企業との連携・提携事例も増えてきています。結果、これまでにないユニークな調理器具やサービスが生まれてきています。

これら一連のムーブメントをフードテックといいます。フートテックは日本じゃあまり聞きなれない言葉とは
思いますが、その市場規模は米国のフードテックイベントで2025年までに700兆円規模に達すると発表されました❕

世界でのフードテックの盛り上がりは米PitchBookの調査によれば、2014年からベンチャーキャピタルの投資が一気に増え、2019年の総投資額は約1兆6050億円に達しています✨これは2014年の約5倍です😀

これは今アメリカトップ企業GAFAM(Google・Amazon・Facebook・Apple・Microsoft)が注目し、力を入れてきているところがあると思います。

現在、抱えている食の問題

さて次はこれだけ注目されているのも、それだけ今の食が抱えている問題が大きいということと思います。
今よく聞かれるようになったSDGsの一番目にある「貧困をなくそう」や二番目にある「飢餓をなくそう」に食に直結している問題です。

また「気候変動対策」・「海、陸の豊かさを守ろう」というのも食に大きく関わってくる問題です。
まず、言われているのが「工業的畜産」です。おそらくネットでこのキーワードを検索すると目を覆いたくなる動画が

いっぱい出ていると思います。それだけでなく牛肉の畜産などはとても効率が悪いんです。牛肉を1kg作るのに
1万5000ℓから2万ℓの水が必要です。また穀物も1kgに約11kgの穀物が必要になり、

世界で生産されている穀物の3分の1が家畜のエサになっており、この穀物を人間に回すと約30億人を養うことが出来ます。さらに畜産分野が排出している温室効果ガスはメタンガスの全体の排出量の約37%になります。
※メタンガスは二酸化炭素の21倍の温室効果があります。

これは牛がゲップやおならをすることにより、メタンガスを発生しているのですが、ゲップやおならくらいで。。。
と思うかもしれませんが、世界の家畜は約760億頭おり、世界人口の約11倍います。さらにそれだけでなく、
畜産工場の電力や運搬のガソリンなどがあり、それは無視できないほどの量になっております。

これだけ効率悪く地球を傷つけながら作った牛肉などを食べずに捨てている現状があります。
世界では食べられる食料が年間13億tも廃棄されています。

ショッキングな内容でしたが、このままではダメだと警鐘をあげている人も増えてきています。
また、これらの問題を打開するための研究が進んでおります。

代替肉の品質とこれから

上記であげた「工業的畜産」から起こる問題の解決案の一つとして「代替肉」があります。
牛肉などのかわりの代替品を用意することで「工業的畜産」の減少させ、問題を解決させるというのがあります。

代替肉というとまず思いつくのは「大豆ミート」ですね。ヴィーガンの人やベジタリアンの人が食べるものとの
認識の人も多いと思います。「パサパサする」「美味しくない」とのイメージの人もまだ多いかと思います。

私は過去に大塚食品さんのゼロミートハンバーグやモスバーガーのグリーンバーガーのレビューをさせて頂きました。
上記のイメージが完全に崩れます💦ぜひ、下記から読んでみて下さい😊

【美味しい】お肉未使用❕ゼロミートハンバーグ❕❕

【楽しく美味しく♬】モスのグリーンバーガーとモスやサイバーガーソイパティを食べてみた✨

今の段階でもこれだけの進化が進んでいる代替肉、この本では代替肉は5段階に進化するとあります。

代替肉レベル1:肉の代用品:豆腐ハンバーグみたいな明らかに肉とは味などが違う物に置き換えたもの。

代替肉レベル2:肉もどき:乾燥大豆ミートのように肉っぽさはあるものの香りや味・食感に違和感がある。

代替肉レベル3:肉に近い喫食体験:ゼロミートハンバーグのように最近のクオリティの高い大豆ミート。
                  肉の香りはせず、肉好きが満足するレベルではない。

代替肉レベル4:肉と同じ調理~喫食体験:ビヨンドミートに代表する植物性代替肉がこれになります。
これは鮮肉の状態で焼くと肉の香りと肉汁が出て、調理の段階も肉を再現しております。

代替肉レベル5:肉以上の機能性:最先端プレーヤーが目指しているレベル。味・香りなど調理段階から食べるまで本物の肉と変わらず、栄養面・保存面・健康面において本物の肉を超えている代替肉。

私が別で紹介したゼロミートハンバーグやモスのグリーンバーガーはレベル3の代替肉ですね♬これでも全然違和感
を感じませんでした。レベル4になると調理の段階から肉を再現しており、赤身の鮮肉の状態です。
焼けばお肉の焼ける臭い、肉汁なども再現しております。

これは現在インポッシブルフードやビヨンドミートという会社が手掛けており、最終的にはレベル5を目指しています。

レベル5は食べているときの味・肉汁・香りはもちろん、調理前の鮮肉の状態での見た目や触感も、そして調理中の
焼ける音・臭い・肉汁も本物の肉そのものとなり、さらに栄養面・保存面・健康面では本物の肉を超え、

低カロリー・ゼロコレステロールにすることが出来たり、さらに味も本物の肉より美味しくすることが出来れば、
環境・健康に良くさらに美味しいお肉を堪能できる時代が来るかもしれませんね♬

いかがでしたでしょうか。この本にはほかにも未来のキッチン、スマートキッチンについてや料理について海外と日本の認識の違い、さらに作者の思いとしてITに乗り遅れた日本に対してこのフードテック革命に乗り遅れるなという警鐘がありましたが、

今回は私が個人的におー!と思った部分を中心に書かせていただきました。その他にも面白い内容がいろいろ書かれておりましたので、ぜひ、手に取って読んでみて下さい♬


ではでは~✨

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