
2025年7月11日
ど~も。うさノリブログです。
今回はAWSでのサービスの中で
Amazon SNSについてゆるりお話ししていきましょう♪
アプリやシステムの開発で、
「特定のイベントが起きたらすぐに通知したい!」
という場面はよくありますよね。
例えば…
- アプリのエラーをエンジニアにメール通知したい
- 在庫が少なくなったら管理者にアラートを出したい
- ユーザーにプッシュ通知を送りたい
こんな時に役立つのが、**Amazon SNS(Simple Notification Service)**です。
Amazon SNSとは?
Amazon SNS(エスエヌエス) は、AWSが提供する
「通知配信サービス」 です。
あるイベントが発生したときに、
複数の宛先(メール、SMS、アプリなど)に自動で通知
を送ることができます。
✅ 一言でいうと
「イベントをトリガーに通知を一斉配信できるクラウドサービス」
Amazon SNSの主な機能

機能 | 説明 |
---|---|
✅ トピック作成 | 通知をまとめるグループを 作成 (例:システムエラー通知) |
✅ 購読(Subscribe) | 通知を受け取りたい エンドポイント (メール、SMSなど) を登録 |
✅ パブリッシュ(Publish) | トピックに通知を送ること で、購読者全員に メッセージを配信 |
✅ 複数プロトコル対応 | メール・SMS・HTTP・ Lambda・ モバイルプッシュ通知など に対応 |
Amazon SNSの活用例
活用シーン | 内容 |
---|---|
システム監視通知 | CloudWatchアラームと 連携し、サーバー異常時 にメール通知 |
ECサイト | 商品の注文完了時にSMS で通知 |
モバイルアプリ | プッシュ通知で新着情報 を配信 |
複数システム連携 | イベントドリブンな アーキテクチャを実現 (SQSやLambdaと連携) |
Amazon SNSのメリット
メリット | 説明 |
---|---|
✅ 配信が高速・確実 | AWSのインフラ上で安定・ 低遅延に通知できる |
✅ スケーラブル | 数百万ユーザーに一斉配信 も可能 |
✅ 柔軟な通知先 | メール、SMS、HTTP、 Lambdaなど、用途に 合わせて選べる |
✅ サーバーレス | インフラの管理が不要で コスト効率も高い |
使い方の基本ステップ
- SNSトピックを作成
- 通知先を購読として登録(メールアドレスなど)
- イベントからメッセージをパブリッシュ(CloudWatchやLambdaと連携)
- 登録先に通知が配信される
※ メール購読の場合、受信者側で「購読承認(confirm)」が必要です。
SNSとよく一緒に使われるAWSサービス
サービス | 主な連携内容 |
---|---|
Amazon CloudWatch | アラーム発生時にSNS経由 で通知 |
AWS Lambda | SNSからの通知をトリガー に自動処理実行 |
Amazon SQS | SNSからメッセージを送っ てキューイング |
Amazon EventBridge | より複雑なイベント ルーティングが可能に |
SNSと他の通知サービスの違い
サービス名 | 違い・特徴 |
---|---|
Amazon SES | メール送信専用。 マーケティングや トランザクションメール 向け |
Amazon SNS | 通知全般 (メール・SMS・ アプリなど)に使える 汎用通知サービス |
AWS Chatbot | SlackやChimeへの通知に 特化 |
料金について(概要)
- SNSトピックの作成や配信管理は無料
- 通知の送信ごとに送信数に応じた課金
- メール:無料(少量)
- SMS:従量課金(国・地域により異なる)
- モバイルプッシュ通知:無料(ほぼ)
✅ 少量の運用であれば 無料枠内で十分使える ケースも多いです。
まとめ:Amazon SNSで通知の自動化・効率化を!
Amazon SNSは、AWS環境での通知や連携を
簡単・高速・柔軟に実現できる強力なサービスです。
自動通知の仕組みを導入することで、
エラーの見逃し防止・運用効率の向上・ユーザー体験の
改善につながります。
以上!今回はここまで!
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