EC2とは?初心者向けに図解+例えでやさしく解説【AWS入門】

コンピューティング

2025年8月27日

ど~も。うさノリブログです。

AWSを学び始めた人なら「EC2ってなに?」
は必ず気になるポイント。

この記事では、初心者の疑問

「EC2ってどんなサービス?どう使う?何に気をつける?」
を、図解と例え話を交えて飽きずに
スッキリ理解できるように解説します。

Amazon EC2とは?

まず、「Amazon EC2」は「アマゾン イーシーツー」と
呼びます。

これは「Amazon Elastic Compute Cloud
(エラスティック コンピュート クラウド)」の略で、

変化・弾力性のあるコンピュータです。

クラウドとオンプレの違い

AWSを学ぶ上でよく出てくるのが「クラウド」と
「オンプレミス(自前サーバー)」という言葉です。

この違いをイメージしやすくするために、

家に例えて考えてみましょう。


オンプレミス(自前サーバー)= 一戸建て

オンプレミスとは、自分でサーバーを買って、
会社やデータセンターに設置して運用する方法です。

これはまるで一戸建ての家を買うことに似ています。

  • 土地(データセンター)を用意
  • 家(サーバー)を購入し建てる
  • 修理やメンテナンス(水道・電気・屋根の修繕)も自分でやる

👉 メリット:自分好みにカスタマイズでき、
     完全にコントロール可能
👉 デメリット:購入費用・維持費が高く、
     修理や運用の手間も大きい


クラウド(AWS EC2など)= 賃貸マンション

クラウドは、インターネットを通じて
必要なときだけサーバーを借りる方法です。
これはまるで賃貸マンションに住むこと

似ています。

  • 物件(サーバー)は大家(AWS)が用意
  • 必要な間だけ契約して利用
  • 設備の修理や管理(セキュリティ・電源管理)
    は大家(AWS)が対応

👉 メリット:初期費用が安く、すぐに住めて(使えて)、
     不要になれば解約可能
👉 デメリット:自分で勝手に構造を

     変えられない(制約あり)


コンピューターの一部を借りるというのは例えて
言えば、

※オンプレミス(従来のサーバー運用方法)
 ⇒ 一戸建て

※クラウド(超高性能コンピューターの一部を借りる)
 ⇒ 賃貸マンション
のようなイメージです。

 

それではAmazon EC2のメリットと
デメリットを詳しく見ていきましょう。

Amazon EC2をメリットとは?

Amazon EC2を使うと、従来のサーバー運用
にはないたくさんのメリットがあります。
ここでは代表的なポイントを、

例え話や図解イメージを交えて紹介します。


① 必要なときにすぐ使える

普通のサーバーを準備しようと思ったら、
注文して届くまでに数週間、
設置や設定にも数日かかります。

でもEC2なら、数分でサーバーが起動します。

💡 例え:
まるで「家具付きの部屋を借りる」ようなもの。
申し込みをしたら、すぐに住み始められるイメージです。




② 使った分だけお金を払えばいい

EC2は従量課金制なので、
使った時間・性能分だけの料金しかかかりません。

💡 例え話:
電気や水道と同じで、「使った分だけ」料金が発生します。
もし電気をつけっぱなしにしたら電気代が高くなるように、

サーバーを動かしっぱなしにすると費用が増える点には
注意が必要です。



③ 世界中どこからでもアクセス可能

EC2はインターネット経由で使うので、
会社でも、自宅でも、海外旅行先からでもアクセスできます。

💡 例え話:
インターネットが「鍵」さえあれば、どの国にいても

自分の部屋(サーバー)に入れるようなものです。


④ 性能を自由に変えられる(スケーリング)

EC2は「小さなサーバー」から「超ハイスペックサーバー」まで、
必要に応じて切り替えられます。
アクセスが少ないときは小さく、急に増えたら大きくできます。

💡 例え話:
まるで「部屋の大きさをスライダーで調整できるマンション」。
必要なときだけ部屋を広くできるので、無駄がありません。



まとめ

Amazon EC2のメリットは、まとめると次の通りです。

  • すぐ使える → 数分でサーバー起動
  • 料金は使った分だけ → 従量課金制
  • どこからでも使える → インターネット経由でアクセス自由
  • 性能を自由に調整できる → スケーリング対応

つまり、EC2は「手軽さ・柔軟性・低コスト」を
兼ね備えたクラウドサーバーです。

初心者がAWSを学ぶなら、まずは

このメリットを体感するのが一番の近道ですよ。

Amazon EC2のデメリット

便利で柔軟なAmazon EC2ですが、もちろん注意点やデメリットも存在します。
ここでは、初心者が特につまずきやすいポイントを分かりやすく解説します。


① コスト管理が難しい

EC2は「従量課金制」のため、使った時間や性能に応じて料金が発生します。
停止し忘れると、知らないうちに料金が増えてしまうことがあります。

💡 例え話:
電気をつけっぱなしにして寝てしまい、翌月の電気代が高額になっていた…そんなイメージです。

👉 対策

  • 使い終わったら必ず「停止」または「終了」
  • AWSの「料金アラート(Budget機能)」を設定して請求を見える化


② 設定が複雑で初心者にはハードルが高い

EC2は自由度が高い分、設定項目が多く複雑です。
セキュリティグループやVPC設定を間違えると、

サーバーが動かなかったり、思わぬセキュリティリスクを招くことも。

💡 例え話:
家の玄関ドアに100個の鍵がついていて、その組み合わせを

正しく設定しないと家に入れない感じです。

👉 対策

  • まずは「AWS公式のチュートリアル」や「無料利用枠ハンズオン」を活用
  • 初心者は最小限の設定から始める


③ ネットワーク環境に依存する

EC2はインターネットを通じて利用するため、
回線が不安定だと操作やサービス利用に支障
出ることがあります。

💡 例え話:
Wi-Fiが切れたら、リモート会議や動画視聴が止まってしまうのと同じです。

👉 対策

  • 安定したネット回線を準備
  • 重要な作業のときは予備回線(モバイルルーターなど)を持っておく


まとめ:EC2のデメリットを理解して上手に使おう

Amazon EC2の代表的なデメリットは以下の3つです。

  • コスト管理が難しい → 停止忘れに注意、アラート設定で防止
  • 設定が複雑 → 初心者は公式チュートリアルで練習
  • ネット環境に依存 → 安定した回線を準備

これらのデメリットを理解し、
対策を取ればEC2は非常に便利なサービスです。

まずは無料利用枠を活用して、小さなサーバー
から体験してみるのがおすすめです。

最後に

AmazonEC2は、インターネットを通じて借りることが
できる
便利なパソコンのサービスです。

必要なときにすぐ使えて、
どこからでもアクセスできる
から、とっても便利です。


以上!今回はここまで!

 

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