遅咲きさんのゆるりAWS認定試験、Amazon S3 とは?

ストレージ

2024年11月21日

ど~も。うさノリブログです。

今回はAWSでのサービスの中での定番ストレージ。
AmazonS3についてゆるりお話ししていきましょう♪

Amazon S3ってなに?

「Amazon S3」は「アマゾン エスリー」と呼びます。
これは「Amazon Simple Storage Service
(シンプル ストレージ サービス)」の略で、

Simple : 単純な・簡単な
Storage : 保管・倉庫・貯蔵
Service : サービス

インターネットの上にある大きな倉庫みたいな
ものです。
たくさんの写真や動画、文書などを
安全に保存できる場所です。

Amazon S3のメリット

  1. たくさんのデータを保存できる
    • Amazon S3は、とても大きい倉庫です。
      たくさんのデータを保存する事ができます。
  2. いつでも取り出せる
    • インターネットにさえ繋がれば、
      どこからでもデータを取り出せます。
      たとえば、家でも学校でも、友達の家でもです。
  3. 安全に守ってくれる
    • Amazon S3は、あなたの大事なデータを安全に
      守ってくれます。
      泥棒やハッカーからデータを守るためのカギが
      たくさんかかっています。

Amazon S3のデメリット

 1.料金が予測しにくい

  • S3の料金体系は、保存量だけでなく、データ転送、
    リクエスト数、データの取り出しなどで要因で決まるため、
    使用状況によっては計画よりも高額になることがあります。

 2.データの取り出しコスト

  • S3ではデータの保存はまだ安価ですが、
    大規模なデータを頻繁に取り出す場合コストが増大します。
    アーカイブ目的で保存している場合や、頻繁にアクセスされる
    データを扱う場合に注意が必要です。

 3.データの整合性管理がユーザーに依存

  • S3は大きなストレージであり、データをキー(鍵)・バリュー(ラベル)
    のペアで管理するため、データの整合性やバージョン管理はユーザー側
    で行う必要があります。大量のデータや複数のバージョンを扱う場合、
    管理が複雑になることがあります。

 

Amazon S3の使い方

  1. バックアップ
    • 家族の写真や大事な文書をバックアップするために
      使えます。万が一、パソコンが壊れても安心です。
  2. 長期間の保存
    • 昔の思い出の写真や動画をずっと保存しておくのに便利です。
      将来見返すときも簡単に取り出せます。
  3. データの共有
    • 大きなデータを友達や家族と簡単に共有できます。
      メールで送るよりも便利です。

Amazon S3の料金

Amazon S3は、使った分だけお金を払います。
たとえば、大きな倉庫を借りるときと

同じように、保存するデータが多いほど料金がかかります。
でも、最初は無料で試せることが多いので、安心して始められます。

Amazon S3の始め方

  1. アカウントを作る
    • まず、Amazonのアカウントを作ります。
      これは無料で簡単にできます。
  2. バケットを作る
    • 次に、バケットという箱を作ります。
      この箱にデータを入れていく感じです。
  3. データをアップロードする
    • 写真や文書をバケットにアップロードします。
      これで、いつでもどこでもデータを取り出せるようになります。

Amazon S3の種類(ストレージクラス)

Amazon S3 には、用途や必要な性能、コストに
応じて選択できるいくつかのストレージクラス

という種類があります。それぞれのストレージ
クラスは、データのアクセス頻度や保持期間に
基づいて設計されています。

種類は以下の7種類。

1.  S3 Standard『エススリー スタンダード』
•   高頻度にアクセスされるデータ向け。
•   低遅延で高いスループットを提供。
•   99.99%の可用性(対障害の強さ)と  99.999999999%(11ナイン)の耐久性。

2.  S3 Intelligent-Tiering『エススリー インテリジェント ティアリング』
•   アクセスパターンが変動するデータ向け。
•   アクセス頻度に基づいてデータを自動的に最適な層に移動。
•   頻繁アクセス層と稀アクセス層があり、それぞれ異なる料金体系。

3.  S3 Standard-IA(Infrequent Access)『エススリー スタンダード アイエー』
•   頻繁にアクセスされないが、必要なときには迅速にアクセス可能なデータ向け。
•   低コストで、可用性99.9%、耐久性はS3 Standardと同様に11ナイン。

4.  S3 One Zone-IA『エススリー ワン ゾーン アイエー』
•   頻繁にアクセスされないデータ向けだが、
    データが単一のAZ(アベイラビリティゾーン)に保存される。
•   コストが低く、可用性は99.5%。
  ※AZ(アベイラビリティゾーン):Amazonのデータセンターの
   集まりでAmazon管理のサーバ群。

5.  S3 Glacier『エススリー グレイシア』
•   アーカイブデータ向け。低コストで長期保管が可能。
•   データの取り出し時間は数分から数時間。

6.  S3 Glacier Deep Archive『エススリー グレイシア ディープ アーカイブ』
•   長期アーカイブ向け。S3 Glacierよりもさらに低コスト。
•   データの取り出し時間は12時間以内。

7.  S3 Outposts『エススリー アウトポスツ』
•   オンプレミスでS3のストレージを利用したい場合。
•   AWS Outposts上に配置される。

まとめ

Amazon S3は、インターネット上のとても大きな倉庫で、
大切なデータを安全にたくさん保存できます。

バックアップや長期間の保存、友達や家族とのデータ共有など、
いろいろなことに使えます。しかも、最初は無料で試せるので、
気軽に始められます。

以上!今回はこれまで!

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